フリマ(メルカリ・ラクマ・Yahoo!)に出品するということ/4月11日詩

　春になると新学期というわけではありませんが　なんとなく身の周りが気になってきます

フリマに初めて出品してから半年になりました　

何かと失敗もしながら　わずかですがバトンタッチできた「モノ」たちがいます　

　そして、なんとなく思うことがあります

不用品（必要だと思っても、仕方なく出す場合もあると思います）を出すわけですが、そこであらためて持っている「モノ」と向き合う時間が生まれます

思い出がいっぱいあるもの、せっかく買ったのに使わなかったもの、カメラを向けながらいろんな感情が表面化してきます

いつまでも一緒にいたい・・そう思っていたはずが　いつの間にか　どこにいるのかわからなくなっていたりして

「モノ」に向かって『ごめんね』と謝っている自分がいます

　出品するとなれば、きれいな状態にします　

きれいにする作業の中で『ふだんから　こんなふうに手入れすべきだったな』などと　またいろんなことを想います

　「モノ」がきれいになった頃、自分に向かって素知らぬ顔をした「商品」になって　少し遠くへ行ってしまいます

「モノ」のあらたなる旅立ちへ

あなたは私の「モノ」

出会いと別れ

こんなに早く

今はてんこ盛りのお礼を

伝えたい

磨き上げましたよ

あなたの旅立ちに

向けて　