片付けの本を唸るほど読んで 少しずつ断捨離を始めたものの あと もうひとつの大きな壁を乗り越えていない感じがしています
前回、「泉正人」さんの「仕組み」整理術をご紹介しました
ファイルの整理やりはじめました
あれからパソコンのファイル整理に取りかかっています
結構時間を取るので 始めた時はかなりダルかったです
考えなしに(適当に)ファイル名をつけていたので 今は驚くほど快適になってきています
ちょっとしたことなのに 快適☆うれしい♪
ファイルの数が多くなると 何回もクリックしないとたどりつかないとか・・汗 探すのに時間がかかってしまったりと 呆れるような状態でした
よくも悪くも習慣とは恐ろしいものです
毎回スムーズにいかないのが当たり前のようになっていたのです もちろんうすうすわかっていながら面倒なのでほったらかしていたということもあります
(良い方向からみて)アリの一穴 ではありませんが すべてのファイルがすっきり 整理できたら他のことにもつながっていくのでは・・と密かに期待をしています・苦笑
「泉正人」さんが実際に読んだ本を数冊紹介されていました その中の1つがコチラです
- 「【脳が冴える15の習慣】
- 著者 築山節(つきやま たかし)
- 1950年愛知県生まれ
- 日本大学大学院医学研究が卒業
- 医学博士
- 脳神経外科専門医として数多くの診療治療に携わる
興味深かったのが 30代の役職にある優秀な方(Aさん)が「物忘れがひどく大事なことをよく忘れる 仕事で混乱する」と築山先生のもとへ治療しにこられた時の話です
診察中、やりとりをしていくなかで 話の辻褄は合う・頭が良いのになぜだろうと・・
「あなたのカバンの中には何が入っているか言ってみてください」という内容で尋ねます
するとAさん「携帯、仕事の関係書類などです」
「その仕事の書類を 差し支えない範囲で教えてもらえませんか?」
そこでAさん「えーと・・今やっている仕事の書類で・・・」とあやふやな答え
築山先生はカバンを開けて確認するよう促します
Aさんは確認した中身を見て驚くのです そこにはすでに終わっていた仕事の資料も入っていたり・・「忙しすぎて整理する時間がないんです」と答えます
築山先生は さらに 会社の机の引き出しに入っている物、机の上の状態について尋ねますが Aさんは答えが出てこず 書類が山積みで散らかっていることを話します
「片付けないのはどうしてですか」との問いに Aさんはこう答えます
「先にやらなければいけないことがありすぎるんです」
「カバンの中身をそんなに全部覚えていないよ」と思いますよね unaもそうです
生活や仕事で特に問題が起こってなければ良いと考えがちですが この際 少し考え方を変えてもいいのかなと思っています
3つまで7つまで
整理するときは3つまで
ヒトが頭の中で覚えられるのはせいぜい7つ
3つ
まずは3つに分けて
そこに また3つ
そのつくった3つのの中に
また3つ・・・
関係あるもの入れていく
覚えやすさのコツ
(注/この詩の内容は「思考の整理は物の整理に現れる」の「脳のマジック7」を読んでみてunaの解釈によるものです
正しく理解するには本書を読んでくださいね)
思考のファイル化をすれば♪
読んでいて 思わずはっとしました
ミニマリストになるとお金が増えて、生産性が上がる(仕事の処理能力がアップする)そのようなことをよく見聞きします
ミニマリストは必要最低限のもので生活をするので すでに物を減らす作業をしながら モノの「整理」をしているのですね
おそらく そのときに 思考も「整理」されていくのでしょう
「物」や「情報」の溢れる現代に大切なスキルは やはり片付け・整理になりそうです
ファイル化するルールを決めていないと 忙しさでいろんなものが整理できないままに時間が過ぎていく 混乱は脳に影響を与えていて 大事な仕事にまで支障が起こる・・
Aさんのように とても優秀なのにそれがいかされない また、これまでできていたことがうまくいかない なんだかすっきりしない
そんな心当たりがあれば 机の上や引き出しの中 部屋の散らかり具合など いちどチェックするのが良さそうです
もしかしたら 高齢者にも当てはまるのかもしれません 生きてきた歴史が長く、捨てなければ 新しいものは入ってきませんし・・
もちろん子どもにも当てはまると思います
「勉強しなさい」の前にチェックですかね そのときは親も試されますが、いい機会だと思って整理の仕方を 子供にわかりやすく教えてあげられたらいいですね(余裕がないとなかなかですが)
una自身にも大いに反省点が見つかりました
自分を責める必要は全くなくて どうすればいいのかがわかります
脳だけでなく 生活にかかわることや 健康的にすごすための 知恵がたくさんつめこんであります
「ヒト」はこうなっているんだな・・と「脳」から鍛え上げるような・・ 良書です
2006年(平成18年) 11月10日に出版されてます ずいぶん前だけど すでにパソコン中心の社会を見据えて 「ヒト」が気をつけるべきことも書かれてあります
2007年(平成19年) 10月20日に第12刷発行されているので 多くの人に支持されたと言えますね
脳みそは怠け者だってわかってうれしかった♪
だって自分のせいじゃないもん
「・・・なんでやねん!」
怠けすぎないように「習慣化・片付け・整理」たいせつですね
お後がよろしいようで☆