中古1軒家・中古1戸建て「安い物件」４つの理由！現地へ見に行ってわかった○○・不動産屋さんから聞いたこと、安心して買うために

中古1軒家・中古1戸建て「安い物件」のワケいろいろ

　「安い物件」といえば、ワケありだったりはよく聞きます。

　また、実は「事故物件」だったりとかもあるようです汗

さらにイメージしやすいのは、田舎で不便な場所に建てられているために、広い敷地なのに格安で販売されていたりします

今回は、ネット(主にアットホーム)で見つけた駅近の「安い物件」を検討すべく、勇気を出して(^^;)不動産屋さんに電話して、見てきた結果です

・中古1軒家・中古1戸建て　実際に見に行ってわかった「安い物件」の○○＝事情

・中古1軒家・中古1戸建て　実際に見に行ってわかった「安い物件」４つの理由です

　共通する点もあると思いますが、すべての中古1戸建て「安い物件」のワケではないことをご了解ください

中古1軒家・中古1戸建て現地で見た「安い物件」４つの理由！

実際に見に行った物件は、木造2階建て築年数「37年」(鹿児島市内)です

　いつもネットで探していると築40-50年とかを見ているので(笑)　現地で家と対面した時、それほど古くない印象でした

同行した不動産屋さんは物件に到着すると、玄関ドアの鍵を開けて次々と窓を開けていきました

水回りのある北側の洗面室の壁に「ヤモリ」がいて、ギャッと思わず言ったら、「ここを開けたからかもしれませんね　アハハ」と北側のドアを指差しました

　これまで住んできた街のUR賃貸住宅ではありえへん世界ですが、地方の戸建て住宅ではあるのでしょうね　クモ・ヤモリなど苦手です(困った)

玄関から入ると昭和の家って感じで、1帖の玄関ホール、6畳の間が2部屋、奥に1帖の床の間と、1帖の押入れ、5帖のダイニングキッチン、1帖のトイレ、1.5帖の浴室、1.6帖の洗面脱衣室です

　家具がないのでそれなりに広さはじゅうぶんに感じました

さらに部屋へ入ると荷物を入れてすぐにでも住める状態です

まだ私物が少し残っていたので、見学には不動産屋さんと一緒であることが条件でした

今回の不動産屋さんは自らが2級建築士で設計もされているとのこと、いろんな話を聞くことができて有意義でした

　「構造上はしっかりしていて問題ありません」

　「雨漏りもないです」

　「シロアリの方も問題なしです」

と、アピールポイントを話しされました

驚いたのは、床下収納の説明後、

スマホの明かりで床下を覗き込んで、写真を数枚撮影し、こちらに画像を送ってくれました(LINE登録するようになっていたのです）

　 LINEの友達登録するのはイヤだなと　初めのうちは思いましたが、画像を送ってもらって自分もすぐに確認できました

　やはり便利で、いいですね☆

リフォームはキッチン、お風呂場、洗面室だけやれば良さそうでした　(その後、外装工事も必要だとわかるのです汗)

やはり気になったのは家そのものよりも、条件・道路・立地でした

　

①安い中古1戸建て物件のワケ・戸建て住宅の【再建築】については「条件付き」で！サクッと建て替えできない・届出してから！家によってはセットバックが必要☆

ネット上に書かれてあったのは以下の通りでした

南西側道路（法外道路（旧鹿○１○○－○○○））での確認申請となります。また、幅員が２ｍの為、４３条許可並びに１ｍの中心後退が必要になります。詳細は、ご連絡ご相談ください。

不動産屋さんの提案で今回の物件について「建て替え」の話が出てきました

ところが、この物件「条件付き」です

工事をするにあたって、トラックなどが出入りしなければなりません

　現状では「2メートル」と、道幅が狭くトラックの出入りはしづらい状況です　前面の道路の端にあるコンクリートブロック塀も一部壊さないといけなくなるとのことでした

「セットバック」について詳しくはコチラ江戸川区HP

古いときに建てられたものは、今と法律が違ってくるので思わぬ出費・想定外のことがありますね

②安い中古1戸建て物件のワケ・数軒の家で共有する道路がある「私道負担面積」

玄関前が駐車スペース、その前が狭い道路になっていて　家への出入りには、この狭い道路を利用するしかありません

また、家は横並びで建てられていて、通り抜けできる共通の道路になっていました

狭い道路が、もっと広ければいいということではなく、気になったのは「私道」であることでした

「私道負担面積」有　87.00㎡(共有持分1/24)　＜ネット上の記載＞　

「私道」は、所有者に責任があるので維持管理費が発生します

また、数軒での共有なので何かあったときには住人の人同士で相談して道路のメンテするなどのことが必要になると、一緒に見に行った不動産屋さんから聞きました

共有持分1/24とは、24人が共有していて　ひとりあたり「1/24」で私道持分をもっていることです

戸建て住宅の建て方（横並びに数軒・道路が中央で囲むように数軒など）にもよると思いますが、個人的には「私道負担」について、スッキリ感がもてなかったです

ただし、道路はたしかに古びた感じでしたが、ごく普通に使えているので何も知らなければ　気にしないところではあります(やはり人によりますかね)　

③安い中古1戸建て物件のワケ「売りを急いでいる」

600万円の物件は

、お母さんがひとり暮らしをしていて亡くなられた後、息子さんが不動産屋さんにお願いして、販売されているものでした

息子さんは、残った家を早めに処分したいとのことです

中古1戸建てで売られているケースでこのようなことはよくあるようで、親世代の家が必要ないので手放したい、税金の問題も大きいですからね

「実は、もう印鑑を押すところまで決まっていた方がいたんです」不動産屋さんがポツンと言いました

お値打ち価格ですが、買ってくれるなら　さらに50万円値引きする話になっていたそうです。

早くに売りたい場合、さらにおトクになることもあるのですね

ちなみに、unaの前に成約寸前までいっていた方が断った理由は、子供さんの意見だったそうです　「フローリングの家がいい」

部屋のすべてが畳でしたから、イメージと合わなかったようです　

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両学長も言ってます！両学長YouTube不動産投資編ですが、住むための中古1戸建て探しにも有益です(周りの住環境・売主の事情も聞く5:53～)

④安い中古1戸建て物件のワケ「立地」(個人差あり)

いちばん気になったのは、立地でした

駅近OK、玄関出たときの景色は見晴らしが良く、幅の狭い道路ではありますが　数軒続く家の端だったので独立性もあって良かったのです

ですが、北側はギリギリまで建ててあることで、湿気がたまりやすく　真後ろは大きな崖のようになっていました

　unaは関西の阪神・淡路大震災と、3.11東日本大震災を経験しているので正直、怖くて眠れないかもと思いました

この点について不動産屋さんに相談すると、

なんと！『地盤の強さがわかる地図』『ハザードマップ』を持って来て、現在地と、危険な場所とを明示しました

さらに「上を見てください　家が建っていますよね　ここが危険な地盤ならあそこに家は建てません」とのこと

たしかに、上には横並びで家が数軒建てられていますし、住んでいるようすも確認できました

が、

結果、最後まで北側のことが気になって購入はやめました

　

中古1軒家・中古1戸建て「安い物件」４つの理由！現地へ見に行ってわかった○○・不動産屋さんから聞いたこと、安心して買うために/まとめ

中古1戸建てを買うには、たくさんチェックしないといけないことがあります　安心できる家を買うために、最低限の知識は必要です　家を購入するにあたって、何を一番に優先するか？を決めておくことも、とても大切です　優先することがはっきりしていれば選びやすくなりますからね

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