あけましておめでとうございます!今年も【食べGen】どうぞよろしくお願いいたします☆
あなたにとってより良い1年となりますように!!
年明けに太るのはあたりまえ!太る・やせるは意外とシンプル
からだはとても素直(正直)にできているもので、食べたり飲んだりして口から入れたもの(種類や量など)と、動いて使い切ったものとの差し引きで、体重やおなか周りのサイズが変わります
つまり、体重は摂取エネルギーと消費エネルギーとのバランスで決まるという とてもシンプルなものです
そのような点から考えてみると、年末年始は食べる場が多いこと 大人で、お酒が飲める方はとくに量が増えがちではありませんか?
この期間はふだんよりも口に入れる量が増える傾向があります
それに対して動く量はどうでしょうか? さほど動かないとなれば、多すぎるものはからだにストックする(貯金)ことになっています
年末・お正月シーズンは、ダイエットするには厳しい環境であると言えます
太るのはあたりまえやね!
年明けに太るのはあたりまえ!私たちのからだは「飢餓」に対して強くつくられている☆
太ったら戻せばいいのです
永遠にその体重を引っ張ることなく、気づいたら早めに調整(夕食を軽めにする 餅の量を減らすなど)しましょう 早く実行するほうが結果が出やすいです
食べすぎたものを蓄えておくというのは、いつまた食べられなくなるのかわからないという、命の危機感から人間のからだに備わったものです
現代では必要ありませんが、遠い昔(狩猟していた時代)には「蓄える」という仕組みがなければ生きつづけることができないほど”食”を確保することが大変だったわけです
つまり「飢餓」に対して強くつくられているのがわたしたちのからだです
時代はどんどん便利になって”食”を確保するのに時間がかかることもなく、安定して手に入れることができるようになりました ところが、体内にある「蓄える」システムはほぼそのままです(多少の進化はあるかもしれませんが短期間で発展した文明のスピードには追いついていけない)
そのような からだの事情(システム)をインプットしておきましょう あなたが悪いとかでは決してありません、からだのしくみがそのようになっている というだけのことです
使わなくて余ったカロリーは全部「蓄える」んだね!
年明けに太るのはあたりまえ!日ごろから”食”を意識していれば大きく外さない
「今度は結果が悪いと思います」
年の始めになると必ずといっていいほど、病院に来られた患者さんたちが筆者に投げかけた思い出深い言葉です(筆者は長年、管理栄養士として活動してきました)
これは一種の”告白”ですね
今になって思うのですが、糖尿病などの慢性の病気ですと通院が長くなるので、しぜんに自分の食事やライフスタイルのあるべきイメージがきちんとできあがっているからこそ発せられる「告白」なのだと思います (もちろん、糖尿病教室や栄養指導などで 血糖値をよりよくコントロールするための食事や運動などについて学ぶから・・ということもあります)
不安そうな顔をしている方には「だいじょうぶですよ また食事の量や間食を調整して戻していきましょう」と声をかけて、その方に合った食品を選んだり、量を確認したりしていました
年末年始には 親戚一同が集まったり、友人たちと久しぶりに顔を合わせたり…そのとき必ず”食”がそこにはありますね お料理がズラリと並んで会話もいっそう弾みます それほど”食”はとても大事なポジションにあるのですね そんなときにカロリーやバランスのことなど考えていられませんよね
ところが、ふだんから”食”を学んでいたり、気づいたことを実行していると、その場にいても(野菜から食べよう)とか無意識にお箸がそこへ向かいます そしてどこかのタイミングで(これくらいにしておこう)と、ストップすることが可能になります
日頃の”食”への取り組み(トレーニング)が自分にしみついているレベルまでくると、どんな環境であっても 大きく外すことなく体重をキープできます そして、増えてもまたすぐに自分の一番心地よい体重へ戻せるのです からだへの悪影響も避ける事が可能になります
年明けに太るのはあたりまえ!おせちってどうなの?!
「2おかず」で出てきたグループ多すぎるんちゃう?!
まあ、ほとんどそうですね
お重の中から どんどん取って食べてたら自分がどんだけ食べたかわからへんなあー
わかるようにしましょう 取り皿に、おかわりしなくていいように1回分の「2おかず」グループを盛りつけてしまいましょう
ビ、ビミョウやなそれ 誰も気づかんうちに僕のお箸が重箱の方へ行くで
おまかせします!
なんやそれ
年の初めの大サービスです! でも後のことは自己責任でおねがいしますね
うーっ やせたい 食べたい やせたい 食べたい…
夜、少なめにしたらええねん
なるほど! (アレ?関西弁?)
体重を増やさない方法(1日の中でコントロールする)は、夕食を控えめにするのが安全にできるいい方法!
朝、昼に食べたおかず(魚・肉・卵・大豆製品)を覚えていますから確実に実行しやすいです また、量を減らす以外にベストな方法は、揚げ物ののように油を多く使っていないものを選ぶこと、魚類や大豆製品(豆腐 高野豆腐など)から選ぶことがポイントです
夕食だけで結果が出なければ昼の食事やアルコール、お菓子なども減らしてみましょう
年明けは、食のいいトレーニングシーズンです!
「ああーまた太ったあ」なんて言わない新記録をつくってみませんか?
金メダル欲しいな♪ ところで、おせち料理って砂糖を多く使ってるね それに野菜は少ないイメージやな
お!スリム君 さすがです でも野菜は探してみるとあるにはあるんですよ、たたきごぼう・なます・菊花かぶ・レンコン(糖質の多い野菜デス控えめに)・筑前煮(人参・ごぼう・こんにゃく・干ししいたけ「とり肉・里芋以外」)
ふーん そうやね
市販のものは味付けが濃いものもあるので できれば大根と人参(あればきゅうり)で「スティック野菜」プラス「ゆでたブロッコリー」のように、何か一品でも用意するといいですね
なるほどね!赤色だと人参だから なますや煮物に入ってるね 濃い緑色がなかったからブロッコリーってことか
そうです! 緑黄色野菜はカロテンが多くて免疫力を高めたり抗酸化作用のあるものが多いです ドレッシング・マヨネーズなどで食べたり 炒めたりするとより吸収されやすくなりますよ(油脂類といっしょに食べる)
おせちにある野菜だけで1日3回食べると、塩分も多くなります それに、加熱したものが多いので ひと手間ですが、生野菜のサラダなどを足してみましょう(トマトがあればトマトだけでもOKです 切るだけですからカンタン!)
トマト言うたらリコピンやね! 抗酸化のパワーすごいらしいで
ありがたいですよね そのまま手軽に食べられて! 生産者の方、運送してくださる方、お店へ並べてくださる方、関わった全ての方々に感謝です ありがとうございます!!
ほんで地球にもやね 宇宙かな ほんますべてにありがとうございます!!おおきに! 自分にできる体の管理と温暖化対策 毎日ちょっとでもええからやっていこー!
年明けに太るのはあたりまえ! 餅だけでも意識しよう!
ぼく、餅が大好きやねん
実はわたしも! のびーるのがたまりません
何個でもいけるで
だーめです!気持ちはよーくわかりますが2個までにしましょう(成人;特別に運動などしていない人)
切り餅2個なんて小さいやん、それとご飯1杯がおんなじカロリー?!
そーなんですよ
だから毎年 正月太ってたんかあ…
食品名 | 1回食の量(グラム) | カロリー |
切り餅 1個50g | 100g(2個) | 240kcal |
ご飯 | 150g(お茶碗1杯) | 240kcal |
ポイントはこまめに体重計にのってみることです
それだけでも「意識」がはたらくようになるからです
あんこ餅やきな粉餅などにして食事以外の間食としての出番も多く、ほんとにおいしいし、食べやすいのでつい口にします 体重計の数字を見て「ぼちぼちセーブしなければ」と、気づいたら4個を3個に、3個を2個に、間食のあんこ餅をやめて果物に切り替える…などやってみましよう
ほどほど真面目に 気楽にいこな
年明けに太るのはあたりまえ!・まとめ
- 太る やせるは意外とシンプル
- 体重は摂取エネルギーと消費エネルギーとのバランスで決まる
- からだには使われずに余ったエネルギーを脂肪に変えて「蓄える」システムがある
- 年末年始に太るのは食べたエネルギーが多く、活動量(運動など)が低いため太るのは当たり前
- 日ごろから”食”を意識していれば大きく外さない
- イベント続きの年末年始であっても日ごろから「食」を考えて実行していれば、体重をコントロールしやすい範囲で抑える事ができる
- おせちってどうなの?!
- 砂糖やみりんを使ったおかず系(魚・肉・卵・大豆製品)が多く、食べる量に応じて塩分も多くなりがち
- 取り皿には1回分を盛り付けて自分の目で確かめられるようにしよう
- 夕食控えめに
- 揚げ物はやめる
- 魚類や大豆製品(豆腐 高野豆腐など)から選ぶ
- 餅だけでも意識しよう!
- 食べやすい餅は要注意
- 体重計にこまめにのって増えてきたら餅の量を減らそう(例:1回に切り餅4個食べていたら→3個に)