自分の体に合った”食”スタイルを探究しつづけよう
食べGenでご紹介しているベースになっているのは、日本人の食事摂取基準2020年版<厚生労働省>です 検診施設などの現場でも使ってきました
日本人のため、より健康であるために必要な栄養素の目標値(おすすめの数値)が表示されています
いろいろと発表される数字と現実は近いようで遠いことも多いものです
解析方法などによって 日々いろんなデータが出てきますが ”絶対にこれだけの量を摂るべき!”ではないかもしれません(目標とされる数値は変わることもあります)
あなたとわたしはちがう:個体差を無視しない
数字は個人差のある体のなかの変化までは感知していませんから 道しるべの一つとして 見る、知っておく、そこから 自分にとってどうであるかを判断すればいい、むしろ そうすべきだと思います
筆者の経験上、数字は統計上の大事な目安・個人についてはオーダーメイド的な道しるべが必要と思っています
ですから実際に今の食事スタイルの中から一部変えてみて、自分のからだの反応をチェックするのがたいせつ☆
そのようなやりかたがストレスなく、安全にできて・現実的なものです そして、からだの反応を日々チェックしながら食事の内容を変えていくと(食材選び 料理方法 食事をする時刻 1回の食事を食べ終えるまでの時間など)あなたに合った心地よい食事のスタイルに近づくと考えます
同じものを食べて、同じ活動量をしていても、個人差があります
全く同じ食事を口にしても太る・やせるの反応は人それぞれです
【注意!】20代女性・ 働きざかりの30から50代男性・高齢者・子ども=栄養失調?『新型栄養失調』
1日3食食べているから大丈夫!とはいかないのが『新型栄養失調』です
だるい 気力がない ふらつきなどがあれば『新型栄養失調』かも??
上のような食べ方をしている人は要注意! 体調を整える働きのある「ビタミン、ミネラル」が必要な量だけとれなくて足りない、筋肉をつくるもとになる「タンパク質」も足りなくなります
1日あたりのエネルギー(カロリー)は摂れているのに栄養失調になってしまう これは基本の食事をマスターすることが大切です 知識をつけて健康な体をとりもどしましょう!1ご2おかず3やさいでインプット♪
なんだかだるい・・・それなら「これ飲もう!」と、『栄養ドリンク』
こういう人、けっこう多い!
根っこ(食事)をメンテしないと元気になれない忍☆
だって、食べたもので
からだはできあがっているからやで♪
『栄養ドリンク』これはNG!(その時の状況・人によってはOK)
元気になるのはその瞬間だけで 長持ちしないからです きちんと1ご2おかず3野菜のくみあわせで、口からしっかり食べていきましょう
省エネで活動できるおトクな体質が現代では不利になる
個体差に関係する話題のひとつをご紹介します
遺伝子レベルでは「倹約遺伝子」が見つかっています
たとえば、「倹約遺伝子」のない人が1日に1600kcalにすると痩せていくのに、「倹約遺伝子」をもつ人は痩せません 身長・活動量から計算すると1600kcalよりさらに減らすことは危険ですが、「倹約遺伝子」をもっている人はさらにマイナス100~200kcalにしないと痩せないのです
そして、それだけ減らしても全く問題ないというお得ですばらしいからだなんです<飢餓に対して強い>
ただ、このすばらしいからだが活かされないのが現代社会です
あふれるように食べるものがあるためについ必要な量より食べすぎる・また好きなものに偏って食べてしまう・・
さらに活動量がうんと少なくなっているので 口に入れるものをコントロールしないと 太ったり、太りすぎて肥満の状態を放置し続けていると、糖尿病・高脂血症・脂肪肝など都合の悪いことがおこってしまいます
自分の現実<今>を見て自分で決めていく!
個体差については自分で考えてあげないと誰にもわかりません
自分のからだは 自分が食べたものでできあがっています この事実があるからこそ、知識をつけて自分にあった食べ方・食品選びをしていけばよりよいほうへ変わっていけるのです
日ごろから『今のあなた』のコンディションをよく観察して、どうしてあげたら からだが喜んでくれるのか・体調がよりよくなるのかを考えて(食事内容や運動・睡眠などをふくむライフスタイル)行動するように意識しましょう
「意識」するだけで変わりますよー☆!
aimaもかわったでしょ♪