食べても太らない!体重も体調も気分もうれしい結果に!
年に数回、サポートを兼ねて訪れる場所があります そこに滞在していると必ず起こるカイキ現象があります「怪奇ではなく快喜です^ ^;」
なぜよくなるのか?ヒントの1つは”不便な地域”です♪
まず、絶対に体重が増えません そこにいる間は食べても食べても・・・体重は増えないのです それどころか、体重が減ることの方がしょっちゅうです お腹まわりもいい感じでスッキリ、ジーンズのウエストにゆとりが出てきます
一定期間の滞在ですが、(短いときで7日、長いときで14日前後)ほんとうに毎回びっくりします 体重が減ったり、腸の状態や気分的(心)なもの、全身の『健康』を実感します
あらためてこの”快喜現象”について考えてみると、理論として知ってはいますが、実際に体感すると、健康(1つの指標BMI= 22)になるには「からだをつくるもとになる食品を選んで、上手にからだを鍛えながら育てるものだなーと」しみじみ感じます
本当にシンプルな原理のようなもので、「やっぱりそういうことか!」と、(恥ずかしながら今さらですが)これまで学んできた栄養学や、からだの仕組みやつながりが実感として理解できます
そして、あらためて「食事」と「運動」が大切なのだなぁと反省半分、納得半分になるのでした
気になる忍!”快喜現象”って? 何が起こるの?
滞在先の家で寝泊まりしていると ほんとに良くなるんですよ 「やさいにプラス!忘れちゃならない海藻・きのこ・こんにゃく(その2)」で出てきたブリストル・・・が
「あ!Ben(便)忍」
あ、そ、そうなんです ブリストルスケール で「4」正常な状態になるんです それに体重も減るんですよ
へえー?! どんな秘密の技を使っているのか忍?
体重が減ったり・・・何が影響しているのか??
ぶっちゃけますと、この3つです!
- ほぼ、ご飯を中心とした食事だけになる 1日3回食(お昼の麺類が 週1~2回くらい)
- 活動量が日頃の2~3倍ぐらいに増える
- 生活リズムが規則正しくなる
滞在して2日目あたりから症状が出てきます すぐにわかるのはなんといっても例のBen(ブリストルスケール)です 完璧に正常になって、その後 このいい状態が続いていきます
やせやすく・バランス良く・お腹もちもいいのは ごはん食!
朝食の一例 ごはん・具だくさん味噌汁(やさい・ワカメ・きのこ・卵・豆腐入り)・くだもの・ヨーグルト
実際どのような食事内容かと言うと、朝食は普通の白ご飯です
活動量が増えるせいか普段どおりのご飯の量だと まるでガソリンがなくなった車のように動けなくなります (ちなみに いつもはパン食で、パン・チーズ・ヨーグルト・カフェオレ たまにやさいスープです)
パワー切れだね
そうです
「2おかず(主菜)」は卵を1個を使います(目玉焼きにしたり、そうでないときは味噌汁の中に入れることもあります スープだと高齢の方も食べやすそうです) 卵以外では、前日夕食のおかず(魚・肉などがメインのもの)を小皿に、また、さつま揚げのような魚のすり身を使った加工品を選ぶこともあります
「3やさい(副菜)」は高齢の方が食べやすいように味噌汁の中に3~5種類の野菜・豆腐・わかめ・きのこ類(その時にあるもの)を入れています 味付けは特別うす味にはしていません(高齢の方から「味がしない!」とクレームがあるからです) お椀の中では、ほとんどが具になるので スープの量が普通の量の半分くらいになります 結果的に減塩になっています
朝食はこのように ごはん・卵(豆腐 魚介類など)・やさいたっぷり味噌汁と、果物、ヨーグルトです
昼、夕食、1日での例
「1ご2おかず3やさい」をベースに お昼も夕食も、いつもの量より多く食べます 昼にうす切り肉のソテーだったら、夕食は刺身、厚揚げと野菜の煮物、を組み合わせます 1日の中でタンパク質は「魚介類」「卵」「肉類」「大豆・大豆製品」すべてが摂れるようにします<タルを知る?>
野菜・海藻・きのこなどは煮物、和え物(酢のもの)、炒めたものなどの調理方法で用意します
いろいろ作るんやね
ハイ だからいつもより あきらかに食物繊維は多く摂れているんですよね
夕食に2種類(それ以外にも、小鉢に少し入ることもあります)のタンパク質を用意することででボリュームが多くなるのは 高齢の方が毎晩、晩酌されるためです(若い頃からの習慣だそうです 食べることが大きな楽しみだとおっしゃっています) 毎日、1杯だけですが「酒の肴」は必須となっています 家族の方が買ってきたお惣菜の揚げ物などあったときは、小皿に2個ほど食べやすくカットして盛り付けます
ダイナミックな片付け・掃除で消費エネルギーup!
滞在中はとにかく動き回っています 椅子に座っているのは1日3回の食事と、3時のティータイムくらいです(フルーツ) 昭和の家にある断捨離の手伝いなどをするのですが、そうカンタンにはいきません 夏場は相当に汗も出ます 階段の上り下り 庭の草刈り モノを取り出したり、移動させたり、掃除など・・・日によってはかなりハードです
普段がデスクワークのため食事もさほど量的に食べなくてもやっていけるのですが、滞在先では本当にお腹が空きますし、食欲もすごくあります 気が急くのか、よく噛んで食べていません それでも体重が増えることはまずありませんし、胃が痛むこともありません
やっぱり 人間はガンガン動けるようになってるんだね
疲れすぎて次の日までだるいとかはよくないです 何事もほどほど 適度に ですね!
余談ですが、以前 患者さんに「けっこう動いているんですねどね・・」と、家事での作業をしっかりやっていらっしゃる話をされました 家事のほとんどはキリがなく(気分的にも)疲れますが、消費エネルギーをグンとあげるにはなかなかむずかしいです それは、部分的な動きが多いからです(太ももなどの大きな筋肉をあまり使わない)
- 外歩き(ウォーキング)がいちばん安全で楽にできるいい方法です(有酸素運動)
- 外歩きができないなら、家の階段を使った階段昇降がオススメです(1段だけを使って昇り降りします)
安全のために 手すりのある階段を利用して忍!
例えば 右足から始めて10回昇り降りしたら、次は左足から始めて10回昇り降りするんやで)
早寝早起き 最高のライフスタイル!
田舎なので早朝から近所の鶏の雄叫びで目覚めます ビルなど一切ありませんから広ーい空があって山々、畑がのんびりしてるように見えます 朝の空気はとてもさわやかで、ここでの呼吸だけでも 元気になれているような気がします
食材の買い物は自転車で20分かかります 自動車はありますが、敢えてこのスタイルにしています 近所の方の畑で取れた野菜やくだものをいただくこともあって、そのおいしさにびっくりすることが多いです 地場産、最高!
滞在先では家族の方に合わせて午後10時30分には寝ます その時間にはほどよい疲れなのか(?)身体がその体勢に入っているといった感じです もう起きていられない そんな状態で、布団に横になると同時にスーっと寝てしまいます
からだの中では毎日細胞たちが入れ替わっています 修復する時間帯が午後10時から深夜2時?3時?くらいと聞いたことがあります この時間には寝ていた方がからだにはとてもいいそうです 朝の洗顔のときに肌がしっとりつるんとしているのを実感します
食べても太らないのは、ごはん食・よく動き・しっかり休む(眠る)から
- ごはん食にすると体調(腸)・お通じがよくなる・(やせやすくなる)
- 全身を使う活動量で消費エネルギー・代謝がupする(やせやすくなる)
- 早寝早起きは健康のきほん、からだへの感謝とご褒美
以下は、実体験による個人的考察のまとめです
- 食事だけをバランスよくしても、ある程度の活動量がなければ本来の健康にはつながりにくい
- また、食事をバランスよくして、かつ、ある程度の活動量があっても、体を休ませる時間をタイミングよく十分に取らないと、元々持っている自分の健康を引き出せない
結局は、ほんとうにあたりまえのようなことばかりになった印象です
とってもシンプル!しっかり食べて、しっかり動いて、ちゃんと寝る・・・
ダイエット向きの環境
さらにもうひとつだけ!ダイエットするには圧倒的にいい環境にあります
- 近くに誘惑される店がない
- 具体的にはコンビニ スーパー お菓子屋 パン屋さんなどがない
- 滞在先の習慣として”間食”はほとんどが果物になっている
- 自らが動かないとなりたたない不便な場所・活動
太りやすい食品など見ることができません 太るのがわかっているけど、つい買ってしまう糖分・脂質の多い菓子類や菓子パンなどを いい意味で「あきらめる」場所です また、不便なところなので、自分が動かないといけないことが多くなります また、サポート内容自体が活動量が増えるもの中心になっていることです
身の回りに誘惑が多いと、自分をコントロールするのはむずかしいですよね もし、あなたの近くにちょっと田舎で「片付け手伝って」「田畑しごと手伝って」「山菜採り手伝って」・・・などあったら、参加するのもいいと思います 人の役に立って、ひと汗流した後のごはんは、いつもと全くちがう味がすることでしょう
あなたのからだのためにできそうなこと、ヒントになるようなことがあったら幸いです! ぜひ、今からすぐに実行してみてください 血糖、血圧、脂肪肝、体重管理・・・やればいい方向に変わります
今とちがうライフスタイルを少しプラスするだけで からだは変わっていきます 何ができそうかを見つけて、行動して、続かなかったらまた別のやり方を試していきましょう