栄養のことについて日ごろふれることのない方には 聞き慣れない言葉が色々と出てきます ここでは「食べGen」で登場する【あ】【か】【さ】行の解説です

ラッキー情報ゲットして君のものにしてってな♪
[あ] あ・い・う・え・お で始まる用語
アミノ酸スコア
食品のなかにあるタンパク質の量と必須アミノ酸(体内でつくりだせないアミノ酸)がバランスよく含まれているかを評価したもの
わたしたちの体にとって とても良質なタンパク質であるのか? タンパク質の大事なホントの中身が わかるイメージ
食品に含まれるタンパク質に存在する 9つの必須アミノ酸を含む量を 一定の基準値(アミノ酸評点パターン)と比較して、この比較割合 (百分率) の最小値が「アミノ酸スコア」
最小値が 100 以上であれば アミノ酸スコアは(通例 )100

最小値を示すアミノ酸は「第 1 制限アミノ酸(最も不足している必須アミノ酸のこと)」と呼ばれる
例えば、上のイラストでは9つの必須アミノ酸のうち「ロイシン」が一番低い これが「第 1 制限アミノ酸」
そのため、他の8つの必須アミノ酸がいくら多くても 実際は「ロイシン」のラインまでしか利用できないことになる
エネルギー代謝
食べたもののなかにある栄養素が 消化吸収されて ヒトが生きていくのに必要なものがエネルギーに変わる過程のこと
エネルギー産生栄養素バランス

PFCバランス【は】をご覧ください☆
[か] か・き・く・け・こ で始まる用語
カロテン
体内の活性酸素を減らす抗酸化作用がある 人間の体の中でビタミンAに変わる「プロビタミンA」とも呼ばれる

ついでに「り」の緑黄色野菜も見ておトクキャッチ忍♪
カロテノイド
黄色または赤色の色素のことで、強い抗酸化作用があります たとえばマンゴーの黄色だったり、人参の赤だったり、みかんはオレンジ色・・カロテンはコロナ対策にもなります
カロリー
1kcal (キロカロリー )は1リットルの水の温度を1℃上げるのに必要なエネルギー量(熱量)のこと
脳や内臓<心臓 肺 胃 肝臓 腎臓 すい臓など>を動かしたり、運動したりするのに必要なエネルギーの呼びかた
国民健康・栄養調査
日本国民の健康状態やどのような食事をとっているのかを調べたものになります(厚生労働省)
実際に「どんな食べ方をしているのか?」や「どんな習慣があるのか?(お酒・タバコを吸う・ウォーキングなどの運動)」「どんな体の状態であるのか?(身長・体重・腹囲・血圧・血液検査など)」などを調査します
厚生労働省から発表された平成29年国民健康栄養調査結果の概要はこちらから
調査に参加していないあなたの場合 この結果のどの辺にいるのかを考えながら見ていくと興味深い発見があるかも?! マニアックなところもあるのでハマる人はハマると思います^ ^
この国民健康・栄養調査によって「得られた結果」をもとに、国民がより健康でいられるために、そして生活習慣病を予防するための対策を立てることができるのです とても大切なものです
[さ] さ・し・す・せ・そ で始まる用語
自己予防の黄金期
みなさんにわかりやすいようにつくったこの食べGenサイトでのオリジナル用語 ちょっと実行するだけで大きな病気につながらない大切な期間・タイミングのこと
検診などで異常値が出たタイミングを見逃さず行動を起こす大切な時期 コスパ最高! 損しない生き方へ! いい結果が得られると自信がつきます 他人まかせでなく、知識をつけてあなたに合った「食」のあり方をあなた自身が「意志」をもって実行、試行錯誤しながらつづけること あなたでなければ本気であなたの体を守ってはくれません(筆者が長年の医療現場で実感・痛感してきたことです)
3大栄養素(さんだいえいようそ)
たんぱく質・脂質・炭水化物 この3つのことを3大栄養素(さんだいえいようそ)といいます 「エネルギー産生栄養素(エネルギーさんせいえいようそ)」とも言います厚生労働省e-ヘルスネット 文字のとおり、たんぱく質・脂質・炭水化物は エネルギーをつくりだす元となる栄養素です
脂溶性ビタミン
ビタミンA・ビタミンD・ビタミンE・ビタミンKのこと 体内でつくりだせないので口から食べて取り込むことが必要 とりすぎると過剰症といってからだによくないことがあります(例えばビタミンDの場合、高カルシウム血症、腎障害など) 脂溶性ビタミンは主に脂肪組織や肝臓に貯えられていて、身体の機能を正常に保つはたらきがあります引用:eヘルスネット厚生労働省
水溶性ビタミン
ビタミンB1・ビタミンB2・ビタミンB6・ビタミンB12 (これらをまとめてビタミンB群と呼びます) ナイアシン・パントテン酸・葉酸・ビオチンのこと 脂溶性ビタミンと同じく体内でつくりだせないので口から食べて取り込むことが必要 とりすぎても水溶性なので尿と一緒に体の外へ出ていきます『ただし、ビタミンB6・葉酸・ナイアシンは許容上限摂取量というとりすぎ注意のラインが決められています』 熱に弱いので生野菜もとりましょう
食品成分表<日本食品標準成分表>(しょくひんせいぶんひょう)
食品100グラム(実際に食べる量:可食部)に含まれる栄養素やエネルギー量などを数値で表したもの 文部科学省科学技術・学術審議会資源調査分科会が作成して公表 5年に一回改定改訂されます
また、各食品の廃棄率(%)も記載されています
「食品成分データベース」(文部科学省)でも、「食品名」を入力すると「栄養素」の量がわかりますよ

君の好きな食品名で、調べてみよう忍!
食物繊維(しょくもつせんい)
水溶性と不溶性があります 消化吸収されない【人の消化酵素で消化されない食物中の難消化性成分の総体=食物繊維】ですが 腸内の環境を整えたり 糖尿病や高コレステロールの予防 ダイエットなどにも効果を発揮します また、腸内環境がよくなることで免疫力がアップするのでコロナ対策にも活躍します!
植物性食品に含まれていて 主食のご飯や芋類(サツマイモなど)・豆類(おから 小豆(あずき) 糸引納豆 インゲン豆など)・野菜類・キノコ類・海藻類(ひじき わかめなど)にも多く含まれています
私たち日本人には不足しがちなので積極的に摂りたいところです
水溶性食物繊維(水に溶ける食物繊維)
- ペクチン
- グルコマンナン
- アルギン酸
- アガロース
- アガロペクチン
- カラギーナン
- ポリデキストロースなど
不溶性食物繊維(水に溶けない食物繊維)
- セルロース
- ヘミセルロース
- キチン
- キトサンなど